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従兄弟の胃ろう

 

今日、身元引受人になっている従兄弟(72歳、男性)が入居している介護付き老人ホームに行った。

彼は、昨年11月から今年の1月まである病院に入院していた。というのも、嚥下障害があり、食べ物が肺に入り、肺炎になってしまったのである。そして、今年に入って快復し、胃ろう処置をした。ご存知のようにお腹と胃に穴を開け、食べ物(栄養素)をそこから直接、入れるように処置するのが「胃ろう」である。その後、1月末に退院し、老人ホームに戻っていた。この老人ホームは看護師が常駐し、胃ろうによる栄養補給ができる体制になっている。老人ホームに戻ってから今日までの約2カ月間、そういう体制をとっているはずであった。

結論から言うと、彼の状態はものすごく良かった。僕が部屋に入ったときに、彼はトイレにいたのであるが、僕の声を聴くとはっきりとした返答があった。トイレから歩いて出て、自分でベッドに寝ると、満面の笑顔で話し始めたのである。「痩せはしたが、体調は非常に良い。プリンは口から食べることができる。もっと口から食べたいのだが、それはできていない。それもできるようになるかもしれない」と明るく話したのである。入院前よりもよっぽど良い状態なのだ。寝たきりを予想していた僕には、良い意味で意外であった。クオリティ・オブ・ライフ(QOL・生活の質)がとにかく良いのである。

一部には胃ろうなどの延命措置を避けるような論調もあるが、従兄弟の場合の胃ろうを見ると、推奨したいほどであった。僕も明るい気持ちになり、帰宅の途についた。

at 18:16, 砂田好正, 従兄弟

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