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管理のあり方A反ッ畚の醸成

 モラル・ハラスメントの問題というのは、煎じ詰めて言えば、社内の秩序の問題である。すなわち、社内の秩序が乱れれば、モラル・ハラスメントが生まれる。したがって、モラル・ハラスメントを防ぐためには、まず現場の管理職たちが課内や部内の秩序を建てなおし、「変質的な」行為が行われているのに気づいたら、処罰も辞さないといった態度で臨むことが大切である。何がしてよい行為で、何がしてはいけない行為なのか、それをはっきり部下たちに伝えるのは、現場の管理職の役割である。だが、そのためには、もちろん上層部のサポートが必要である。いっぽう、上層部のほうは、管理職に対してただ利益をあげることだけを要求するのではなく、人間として部下を尊重することを教えなくてはならない。部下に対して横暴な管理職、病的なふるまいをする管理職、妄想症的な管理職がいたら、いくらその部署の成績がよくても、そのままにさせておかず、注意を与えることが重要である。
 そういったことから考えると、企業の経営者や幹部たちにできることで、モラル・ハラスメントを防ぐのにいちばん効果的なことは、おそらく、モラル・ハラスメントを禁止する内部規則をつくることだろう。すなわち、成文化した規則をつくることによって、「モラル・ハラスメントは許さない」、「モラル・ハラスメントを行ったら罰を与える」という姿勢を示して、その規則を守るよう、上から下まで徹底させるのである。それによってまた、モラル・ハラスメントの予防というのは、専門家が唱えるお題目ではなく、社員ひとりひとりの責任において行われるものだということを社員たちに伝えていく。もしそういった社内規則ができれば、モラル・ハラスメントの予防にとって、これ以上強力な味方はない。P450〜451「第14章予防する」「防止する規則をつくる」)
 
 この引用文で述べられているように、職場でパワハラ行為が起こらず、快適に働けるようにするためには、秩序を整え、社員が業務に集中できる環境をつくることである。そのことが会社の業績を上げるうえで大切なのである。
 職場の秩序を整えるためには、管理者が正しい指導をすることが大切である。その場合、管理者が部下の人間性を尊重しなければならない。
そのうえで私が付け加えたいのは、業務に集中し、業績を上げている社員を高く評価するという、評価の公平性が必要である。その結果、自然と秩序ある職場が形成されていくものと見られる。
 この引用文では、職場のシステムとしてパワハラを禁止する内部規則をつくることが推奨されている。会社としては、職場にはパワハラが起きやすいということ、それはあってはならないこと、そのことを内部規則において明文化することが大切である。
 
 

at 10:37, 砂田好正, 人間中心の職場作り

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