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この章を終わるにあたって

 たとえば、職場でモラル・ハラスメントが行われた時、まわりの人々はどうしてそれを見て見ぬふりをするのか? これは社会的な背景を考えなければ理解できない問題である。そういったことを真剣に分析することもなく、その結果として、ただモラル・ハラスメントの被害者を衰弱させ、精神病に追いやってしまうのであれば、私たちは社会的に重要な問題を棚上げすることになる。P18「はじめに」)
 
 この章は、ここまで職場のパワハラ(モラハラ)をテーマに記述してきた。そしてこの章の多くを良書である『モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする』から引用している。私はある意味で、この本に依存していると言えるかもしれない。
ただ、私はこの章で「良い職場づくり」「パワハラのない職場」「もしパワハラが起きた場合の具体的な回避策」を探求している。そのことが実際性としての、主な目的である。その場合に、この分野での優れた書籍である同書に依存することは、私にとって必然であった。
 この目的は、同書を読んでもらったほうが達成されやすいとさえ思う。同書の一読をお勧めするのもそのためである。また、同書は長編なので、同書の解説書として私のこの章をお読みいただいても結構である。
この項の引用文で指摘されているように、現在において、職場のパワハラ問題は頻繁に起きるという意味でも重大な問題である。パワハラ問題について考えることが、社会的にも大事なことになっている。
「パワハラ」という用語が表面化してそう多くの時間は経過していない。その一方で、パワハラ問題についての発言は増加している。いわば社会問題だと指摘されている。そういうパワハラ問題について、この章での私の記述が一石を投じることになれば幸いである。
 

at 10:33, 砂田好正, パワハラが横行する職場

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